ゲームUIメモ

ゲームUIのデザイナーが、気になったことを時々書きます。

パックマン256

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コンセプトが面白い。
そちらについてはこちらの記事で知った。

パックマンのアーケード版をプレイし続けてラウンド256まで到達するとマップが崩れたりゲーム進行が停止したりといったバグが発生する、というのはパックマンプレイヤーの中では有名な現象です。2015年にパックマンが誕生35周年を迎えることを記念して、このバグをベースにしたゲーム「Pac-Man 256」を、「クロッシーロード」を制作したHipster Whaleとバンダイナムコが共同で開発しています。

パックマンの256面で起きるバグをあえてゲーム化した「Pac-Man 256」 - GIGAZINE

 
懐かしゲームのシリーズがつくられることはよくあるけれど、
こういった当時のユーザーに響く仕掛けはあまり入っていないのでは。
 
しかし、パワーアップ要素・成長要素があまりパックマンらしさを感じられなくて、
飽きさせないといった運営都合にしか思えないのが残念 。
 

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端末が縦でも横でもできるのはユーザーに優しいが、
パーツのカブリなど結構雑な作りだった。
 
あとは縦横で視野が代わり、ゲームデザインに影響するのではなんてこともちらっと思ったが、
まず優先すべきはそういうことではないのかもしれない。
初回起動時はメインとなる方向で起動画面を表示するとか、それぐらいの仕組みはあっても良さそう。